死生観について
家族について考えると、どうしてもついて回るのが自分の「死」です。
自分が死んだあと、家族はどうなるのか、どう生活をしていくのか・・・。
人間は、生まれてくれば必ず死を迎えます。
そして、自分はどういう形で死を迎えるのか・・・多くの場合、それを選ぶことはできません。
人は、死の間際にどんなことを考えるのでしょう。
ここに、「人間が死ぬ間際に思う後悔」をまとめたサイトがあります。
>>>ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔トップ5」
ここを見ると、死ぬ間際になるとどんなことを考えるのかが少しだけ良くわかります。
例えば、記事内にある「自分自身に忠実に生きれば良かった」という後悔。
人は、どうしても「人からどう見られるのか」を考えてしまいがち。
でも、そうやって「人からの目」ばかりを意識していると、自分が本当にやりたいことが出来なくなることもあります。
死ぬ間際になると、そのことを後悔する様になるそう。
そして、男性に多いのが「あんなに働かなくて良かった」というもの。
男性の場合、「家族のために働いて、お給料を稼いで」という役割を果たしている人がとても多いでしょう。
ですが、それを優先するあまり、家族と一緒に過ごす時間がなかったり、子供と遊ばなかったり・・・ということがあるそうです。
死ぬ間際になって実感する家族の存在
子供や妻と一緒に、大切な時間をもっと育むことができなかったのか。
やはり死ぬ間際に考えることは、家族のことが多いのですね。
「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」という後悔を持つ人もいます。
人のことばかり考えて、自分のやりたいことを犠牲にしてきた人生。
でもその人生を選んだのは自分自身。
もっともっと、自分を幸せにしてあげられるような人生になる様に努力すればよかった。
そんな後悔も、よく聞きます。
こういう後悔を、あなたはどう受け止めますか?
この様に、死ぬ間際になって語られる後悔を聞くことで、今をどう生きるのかという答えがおのずと見えてくるように思います。
自分はどう生きるのか、そして、自分を産んだ両親や配偶者や子供とどう向き合うか。
そんなことへの答えが、この回答を見ると、見えてはこないでしょうか。
死ぬ間際に「ああすればよかった」と考えることはたくさんあるでしょう。
でも、そのときになって後悔しても、それはとりかえすことはできません。
それなら、やはりその日のことを考えて、今から「どう生きるのか」について考えることが求められるのかもしれません。
大切な家族と、あなたはどう生きていきますか?